
幻のウサギ、アマミノクロウサギと出会える!
奄美にのみ生息する日本の特別天然記念物
2026.01.23
アマミノクロウサギってどんな生き物?なぜ「幻のウサギ」と呼ばれるの?
世界的にも珍しい “生きた化石” と呼ばれる動物が、私たちのすぐ近くで静かに息づいています。
その名は アマミノクロウサギ。世界でも極めて限られた地域にだけ生き残った、貴重なウサギです。
◆ 世界でここにしかいない貴重種
生息地は奄美大島と徳之島の一部地域のみ。日本固有の希少な野生動物です。
◆ “生きた化石” と呼ばれる理由
現代のウサギとは異なる、原始的な特徴を多く残しています。
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丸くてずんぐりした体つき
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短い耳としっぽ
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黒〜こげ茶のふかふかした縮れ毛
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ウサギ跳びをせずに走る
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夜行性で、夜の森を好んで活動
大昔からほとんど姿や習性が変わっていないため、「生きた化石」と呼ばれ、学術的にも非常に価値の高い動物です。
◆ 絶滅危惧種でもある
環境省のレッドリストでは 絶滅危惧IB類。
生息環境の減少や外来種の影響から、生存が脅かされています。
◆ 夜行性で、めったに姿を見せない
主に夜間に活動するため、島民でも見かける機会はごくわずか。
その希少性から「幻のウサギ」と呼ばれるのです。
ハナハナでクロウサギの痕跡を発見!

ハナハナの園内で、アマミノクロウサギの糞が確認されました。
これは、この希少なウサギが園内に生息している可能性を示す、非常に貴重なサインです。
クロウサギはとても臆病で、人前に姿を見せることは稀。
生息域も限られているため、糞の発見は自然が健全に保たれている証でもあります。
「ハナハナ周辺の森を、アマミノクロウサギが利用している――」
そう考えると、この場所の自然の豊かさが改めて実感できます。
夜の静けさに耳を澄ませば、 落ち葉を踏む小さな音や、クロウサギが動く気配を感じられるかもしれません。
クロウサギに会いたい人へ
「実際にクロウサギを見てみたい!」
そんな方におすすめしたいのが、大和村にある アマミノクロウサギミュージアム(保護研究施設)です。
ここでは、
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ケガをして保護されたクロウサギの治療
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野生復帰のためのリハビリ
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生態や保護活動の紹介
などの取り組みが行われています。
アマミノクロウサギは夜行性で、野生下ではなかなか見られませんが、 ミュージアムでは 昼夜逆転の環境で飼育されているため、日中でも活動の様子を観察することができます。
「幻のウサギ」に会える貴重な場所として、島内外から多くの人が訪れています。


自然とともに生きるということ
アマミノクロウサギは、奄美の自然と深く結びついて生きる貴重な存在です。
ハナハナでは、自然と共存する美しい環境を未来に残すために、できることを少しずつ取り組んでいます。
訪れた皆さまも、ぜひ森の息吹とクロウサギの気配を感じながら、 奄美の自然の豊かさを体験してみてください。
ハナハナ園内には巨大なクロウサギのオブジェが!
実はハナハナ園内には、アマミノクロウサギをモチーフにした象徴的で巨大なオブジェがあります。
目を引くサイズで、とても可愛らしく存在感たっぷり。
園内のどこにあるか?探してみてください。
見つけたら、ぜひ記念写真もどうぞ!

