春には歓送迎会などでお酒を飲む機会が増えるかもしれません。楽しくてつい飲み過ぎると、翌日にいわゆる「二日酔い」状態となって、午前中に集中力が低下してしまうこともあります。
ところでプレゼンティーイズムという言葉を聞いたことがありますでしょうか?このプレゼンティーイズムとは、欠勤には至っていないものの、健康問題が理由で生産性が低下している状態を指します。先ほどの二日酔いもプレゼンティーイズムの一つと考えられています。ちなみに厚労省の資料からはアルコールの問題で労働生産性は21%低下するというデータが公開されています。

さて近年このプレゼンティーイズムが注目されています。その理由は経営的視点で見たときに医療費や健康問題による仕事の欠勤(アブセンティーズム)よりも、プレゼンティーイズムによる損失コストが大きいと試算されているからです。またプレゼンティーイズムの中でも、首の痛み・肩こり、睡眠不足、腰痛の損失コストが高いことが指摘されています。


首の痛み・肩こりや腰痛は、原因によって対処法は変わるものの、筋や筋膜に由来する場合はそれらの予防としてストレッチや適度な運動が推奨されています。また寝る前には、反動をつけずじっくりと筋肉を伸ばすスタティック(静的)ストレッチを行うことで入眠をスムーズにすると言われており、睡眠不足解消の一助となるかもしれません。
リカバリーストレッチサロンでは皆様の業務パフォーマンスを高められるよう心身のケアに努めてまいります。10-12時までのベーシックコース通常40分→50分とお得になります。ご予約はネット予約だとスムーズなので、是非ご活用くださいませ。
文責 シェパード正樹
参考)
・Dr健康経営HP「プレゼンティーズム・アブセンティーズムとは?企業に与える損失や改善で得られるメリットを解説」(2025/3/18参照)
・Nagata T et al(2018)「Total Health-Related Costs Due to Absenteeism, Presenteeism, and Medical and Pharmaceutical Expenses in Japanese Employers」
・一般社団法人日本リカバリー協会HP「日本の肩こり事情、過去5年の肩こり事情、2021年が最多の72.5%」(2025/3/18参照)
・東広島整形外科クリニックHP「研究に基づいたストレッチの認識」(2025年3月31日参照)
・厚生労働省HP「我が国の飲酒パターンとアルコール関連問題」(2025年4月10日参照)
首や肩の疲れを緩和するストレッチ
首や肩の疲れを緩和するストレッチ


頚から肩にかけてのストレッチ
