
四月は異動や就職で新しい環境で過ごす方も多くなる時期です。覚えることがたくさんあり人間関係を新たに構築する必要もあるでしょう。環境に適応しようと努力することで、知らず知らずのうちにストレスをためやすい時期でもあります。
五月病というのを聞いたことがあるかもしれません。こ れは正式な医学名ではありませんが、四月より新しい環境となり五月ごろに身体のだるさや意欲がわかない、よく眠れないなどの身心の症状が出てくることを指しています。四月に過剰に適応しようとする反応が交感神経を高ぶらせて、疲れているにも関わらず過覚醒状態を作りだします。過覚醒で緊張状態が長く続くと、いつかは脳も疲労し、身体もエネルギー切れの状態となってしまいます。その結果が五月ごろに心身の症状として表面化してくると考えられています。全国の20~60代の男女を対象に行った調査では35%の方が五月病を経験し、特に30代では45%と割合が高かったことが報告されています。

積水ハウス生活研究所「5月病に関する調査 (2023)」を基に一部改変し筆者作図
五月病を予防するためには、四月の間から積極的な休息やリラクゼーション、心地よい運動を意識的に取り入れることをお勧めします。リカバリーストレッチサロンでは呼吸を整え、縮こまった身体を伸ばすことで晴れやかな気持ちになっていただけるように、心を込めた施術を行っております。
10-12時までのベーシックコース通常40分→50分とお得になります。ご予約はネット予約だとスムーズなので、是非ご活用くださいませ。
文責 シェパード正樹
参考)
・大阪府医師会HP「げんき情報 五月病」(2025/3/10 参照)
・パークサイド日比谷クリニック「五月病と過剰適応」(2025/3/10 参照)
・新百合ヶ丘病院HP「五月病 心と身体のセルフケア」(2025/3/12 参照)
・日経新聞社「積水ハウス五月病に関する調査の結果発表」(2025/3/13 参照)
呼吸を整え、縮こまった身体を伸ばす
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腹式呼吸で呼吸を整える
